汗を多くかく夏。人目につきやすい顔汗、服に汗染みができてしまう脇汗などの他、地味に困るのが手汗です。手のひらは日常生活で色々なものに触れるため、汗が多いと困る場面も多くあります。
今回は、手のひらの汗が多い原因と、手汗を抑える方法についてご紹介します。
手汗を抑える方法 | 手のひらの汗が多い原因と予防対策
手に汗をかく原因
手汗をかく原因は人によって様々ですが、主なものは緊張や不安などの精神的ストレスからくる発汗(精神性発汗)です。精神性発汗は、暑い時に体温を下げる目的の発汗(温熱性発汗)とは異なりますが、湿度の高い夏には手のひらもベタつきやすく、汗も乾きにくくなります。
手汗を異常に多くかいてしまう原因としては、多汗症や自律神経失調症の可能性もあります。
ミョウバン水で手汗予防!
ミョウバンを使用して手汗を抑える方法があります。ミョウバンの持つ肌の収れん作用などによって汗を減らし、同時に雑菌の繁殖を抑える消臭効果も発揮してくれます。
作り方は簡単で、水500mlに対し、ミョウバンを15~20g程度を溶かしてミョウバン水の原液を作ります。使用する際は、その原液をさらに10~30倍程度の薄さに薄めて手に塗りましょう。ミョウバンはドラッグストアやスーパーの他、インターネットでも購入することができます。
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ケンエー 硫酸アルミニウムカリウム(乾燥) (焼ミョウバン) 500g 健栄製薬 |
<ミョウバン水の作り方>
漢方薬・サプリメント
漢方薬やサプリメントを取り入れる方法もあります。漢方は徐々に体質を改善するものなので、即効性があるわけではありませんが、評判の高いものをいくつかご紹介します。
この漢方は、身体の水分調整を行うことで、むくみや多汗症などに効果を発揮します。
汗の調整や、身体の水分の循環に効果を発揮する漢方薬です。
汗や臭いが気になる人向けの対策サプリメントです。汗専用として開発されたもので、30日間の返金保証がついています。

アセッパー

ツボを刺激して汗対策
汗を抑えるのに有効なツボをご紹介します。
後谿(こうけい)
1つ目は、後谿(こうけい)と呼ばれるツボです。手をグーの形に握ると小指の付け根あたりがプクッと膨らみます。ここは身体の熱を鎮める効果があるとされていますので、その部分を親指で何度か強く押しましょう。
合谷(ごうこく)
2つ目は合谷(ごうこく)というツボです。親指と人差し指の間の骨が合流する部分にあります。逆側の親指と人差し指で挟み込むようにつまみ、ぐーっと押しましょう。
手汗用の制汗剤
手汗対策用の制汗剤というものもあります。手を繋ぐデート前など、いざという時に備えてバッグに入れておくと安心です。
まとめ
今回は、「手のひらの汗が多い原因と、手汗を抑える方法」についてご紹介しました。
スマホの画面が手汗でベタつく、恋人と手をつなげないといった手汗の悩みを抱えている人は、簡単にできる対策からぜひ取り入れてみて下さい。