夏を乗り切るための暑さ対策には様々な方法がありますが、忘れてはいけないのが、寝具を替えることです。ひんやりとした質感の素材や、通気性の高い素材を選ぶことで、寝苦しい夜を快適に過ごしていきましょう。
今回は、暑い夏におすすめの”ひんやり寝具”をご紹介します。
竹シーツ・寝ござ・冷感ジェルマット | 暑い夏のおすすめ寝具
寝苦しい夜には、ひんやり素材の寝具を
ムシムシと寝苦しい熱帯夜が続くと、暑さのせいで寝不足になってしまう人も多いのではないでしょうか。夏向けの寝具としては、タオル地やガーゼなど、汗を吸い取る素材のものが多くあります。
最近、特に人気を集めているのは、上に寝るだけでヒンヤリとする素材です。天然素材を使用した竹シーツや寝ござ、最新技術のつまった冷感ジェルマットなど、様々なものが販売されています。
竹シーツで寝返りの度にひんやり
「竹シーツ」と聞くと、固い寝心地のイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、竹を2×3センチほどの細かいドミノ状のチップにして平たく並べてシーツにしているため、身体の動きにもフィットする柔らかさがあります。
小さくてすべすべした竹の並んだ竹シーツは、寝返りするたびにひんやりした部分が体に接して熱を取ってくれます。また、肌の下に風が通り抜けることで、扇風機などの効果が高くなり、涼しさが感じられます。汗で蒸れる不快感が解消される点も竹シーツを使うメリットになります。値段も安価です。
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天然のひんやり竹シーツ 『楽快竹』 ナチュラル 82×176cm(軽量タイプ) イケヒコ・コーポレーション |
ただし、竹シーツはやや重量があり、布ほどはコンパクトにしまえないというデメリットがあります。最近ではコンパクトにたためるタイプが増えてきましたが、購入前にチェックしておいた方が良いでしょう。
日本の香りにつつまれる寝ござで快眠
日本の伝統的な香りに包まれる、いぐさで編まれた「寝ござ」は、夏を快適に過ごすお助けアイテムの一つです。敷布団の上に寝ござを敷くことで、汗の張り付きを押さえて、通気性をよくしてくれます。
寝ござは柔らかく、コンパクトにしまえるのも良い点です。陰干しを忘れずにすれば長持ちしますし、天然素材ですので小さいお子さんのいる家庭でも安心です。
最近は、いぐさのカバーがかかった昼寝用のマットも、子どもや赤ちゃんの夏場の寝具に人気があります。クーラーのかけ過ぎによる冷えを避けるためにも、涼しいいぐさ素材の寝具は便利です。
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イケヒコ シーツ い草シーツ 寝ござ 国産 『球磨川』 ブルー シングル 約88×180cm(熊本県八代産い草使用) 6507109 イケヒコ・コーポレーション |
冷感ジェルマット
熱帯夜でも効果を発揮する「冷感ジェルマット」は、年々改良され、さまざまな種類のものが販売されています。マットの内部にはジェルが入っており、触れるとひんやりとして気持ち良く感じます。ジェルの感触はソフトなものから、全体がひんやりする硬めのジェルマットまでさまざまです。
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冷却マット ひんやりシーツ 2016年モデル 90×140cm 塩 完全防水 エコ仕様 ブルー 1900000300 タンスのゲン |
注意点として、冷感ジェルマットの中のジェルは周囲の温度に影響を受けることから、部屋が暑い場合などには十分に効果を得られない場合もあります。冷感ジェルマットの下にアイスノンなどをうまく配置することで、長時間ヒヤッとした感覚を保つのも方法です。
また、冷感ジェルマットは重さがあるため、極力コンパクトなものを選ぶことがおすすめです。コンパクトなサイズでも、暑さを感じやすい背中部分を冷やしてやることで、かなり快適に感じられます。
まとめ
今回は、暑い夏のおすすめ寝具として、竹シーツ・寝ござ・冷感ジェルマットについてご紹介しました。
夏は寝苦しい熱帯夜が続きますが、夏バテを防ぐためにも、しっかりと熟睡して疲れを取りたいものです。ぜひ上記のようなひんやり寝具を取り入れて、暑い夏を健康的に乗り切っていきましょう。