暑いと喉が渇き、飲み物を口する機会が増えますよね。特に屋外で仕事をしている人などは、こまめな水分補給がかかせません。
今回は、そんな暑い夏におすすめの身体を冷やす飲み物についてご紹介します。
身体を冷やす飲み物 | 暑い夏におすすめの飲料と効果
身体を冷やす飲み物の見分け方
よく冷やした飲み物を飲むことは、一時的にですが身体を冷やす効果があります。飲み物で胃などが冷やされると、それを正常温度に戻すためにエネルギーが消費され、同時に熱が外に放出されるためです。
では、身体を冷やす飲み物とはどういったものか、簡単な見分け方をご紹介します。
一般的にいわれるのは、下記の大まかな3つの目安です。
- 白など色が薄い飲み物
- 気温が高く暑い地域で収穫される飲み物
- 発酵していない飲み物
身体を冷やす飲み物の例
具体的な「身体を冷やす飲み物」には以下のようなものがあげられます。
- 緑茶
- 抹茶
- 牛乳
- コーヒー
- 豆乳
- 野菜ジュース
- 清涼飲料水
- ビール
- ウィスキー
- 焼酎
暑い夏に好まれるビールなどのお酒は発酵はしていますが、アルコールによって体温が上がり、汗ばむことで熱を外に出して体温を下げてくれます。特に、麦原料のお酒は体を冷やす飲み物に分類されます。
夏の定番麦茶
日常的に飲む「麦茶」。これも、身体を冷やす飲み物の1つです。
麦茶の原料である「大麦」は、東洋医学の薬膳の考え方で、「陰性=身体を冷やす働き」があるとされ、ほてった身体を沈める効果があります。
暑い夏は「冷たい麦茶」というのが定番ですが、涼しく過ごす上でも効果的といえるわけです。
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はくばく 丸粒麦茶 30g×30袋 はくばく |
熱い飲み物も身体を冷やす
暑いからといって冷たい飲み物ばかり飲んでいると、内臓が冷えて体調不良の原因になることもあります。そんな時は、逆に「温かい飲み物」を取り入れることも有効です。
身体を冷やす飲み物は温かい状態で飲んでも、身体を冷やす効果がないわけではありません。
例えば熱い緑茶などはおすすめです。温めて飲むと脳が身体に指令を出し、汗をかいて体温を放出します。結果、熱い飲み物であったとしても身体を冷やす効果を発揮するのです。
暑い国の人ほど熱い・スパイシーな料理を食べるのも同じ理由といわれています。
カフェイン飲料で身体を冷やす
カフェインを含む飲み物をとると、カフェインが持つ利尿作用により、体の外に水分が排出されやすくなります。
排尿する際には、同時に体の熱も排出されるので、体温を下げることにつながります。
カフェインの多い飲み物というと真っ先にコーヒーが思い浮かびますが、緑茶は実はコーヒー以上に含有量が多く、特に玉露は非常に多くのカフェインを含んでいます。
まとめ
今回は、暑い夏におすすめの「身体を冷やす飲み物」をご紹介しました。
身体の深部体温を下げるという意味では、飲み物を冷やして飲むのは有効です。ただ、そればかりだと内臓を冷やしてしまい、体調を崩すことにもつながりますので、暑いからといってつめたい飲料の飲み過ぎには注意しましょう。